【らんま1/2】山口勝平の経歴や代表作は?|ベテラン声優の名演まとめ

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アニメを見ていると「この声、どこかで聞いたことある!」と思うことってありませんか?

「このキャラクターとあのキャラクターの声の人は同じ人だったんだ!」と、少しずつわかってくると、声優ライフが楽しくなってきますよね。

本記事では、

アニメ好き歴30年以上、声優さんに少し詳しい、けどガチガチのオタクではない
「ライト以上コア未満の声優ファン」である筆者

が、人気声優 山口勝平さん について、経歴や代表作をわかりやすくまとめました。

声優にあまり詳しくない方でも、「どんなキャラクターを演じてきた人なのか」「どんな魅力があるのか」がサクッとわかりますよ。


2025年10月から、アニメ「らんま1/2」の第2期が始まりますね。

先に言ってしまうと、山口勝平さんは、「らんま1/2」の早乙女乱馬役の声優さんです!

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プロフィール・経歴

まずは、山口勝平さんの基本プロフィールなどを見ていきます

山口勝平の基本プロフィール
  • 芸名    山口 勝平(やまぐち かっぺい)
  • 本名    山口  光雄(やまぐち みつお)
  • 生年月日  1965年5月23日
  • 出身    福岡県福岡市
  • 血液型   B型
  • 身長    160cm
  • 学歴    福岡県立筑前高等学校卒業  
  • 趣味・特技 イラスト・ギター・殺陣 
  • 家族構成  妻、長男・山口竜之介(声優)、長女・山口茜(落語家・声優)
山口勝平のお仕事
  • 芸名     山口 勝平(やまぐち かっぺい)
  • ジャンル  声優・俳優
  • 所属事務所 悟空(代表取締役兼任) 
  • SNS    「山口勝平」公式X(旧Twitter)
  • 出身養成所 サンハウスミュージック、専門学校東京アナウンス学院
  • デビュー作 1988年のTVアニメ「どんどんドメルとロン」船員A役
  • 受賞歴   
    第13回(2018年度)声優アワード 富山敬賞
    東京アニメアワード2003 声優賞

山口勝平さんは、初めから声優を目指していたわけではなく、経歴はやや複雑です。

もともと役者志望で東京へ上京。
劇団「21世紀FOX」に所属し、1985年から舞台俳優として活動を始めました。

その舞台での演技を見て、声の仕事のオファーが舞い込み、1988年にテレビアニメ『どんどんドメルとロン』で声優デビュー。
翌年、1989年にはスタジオジブリ『魔女の宅急便』でトンボ役、さらに同年に『らんま1/2』で早乙女乱馬役として初の主演を務め、声優としての注目を集め始めました。

その後はアニメ、吹き替え、ナレーションなど多方面で活動を広げ、長年にわたって第一線で活躍。
2004年に、声優事務所「悟空」を設立し、代表も務めています。

また、俳優や声優活動以外にも、イラストレーターとして、アニメ・声優関係の雑誌や本を中心に、イラストを描くこともあります。
2017年から落語を始め、落語家の立川志ら乃に師事しています。(高座名は「のゝ乃家ぺぺぺぇ」)

※ 経歴はWikipediaの内容を参照しています

代表作10選(時系列順)

ガチの代表作 10選

芸歴36年、人気・実力ともにトップクラスの大ベテランである山口勝平さん。

それこそ出演作品は書ききれないほどありますが、ネット上で「代表作」と言われているものを10個に厳選してご紹介します。

なお、キャラクターの詳細については、公式サイトおよび「NeoApo(キャラクター・声優データベース)」 さんを引用させていただきました。

山口勝平の代表作12選

元気で活発な少年・青年役の声に定評がある声優さんです。

一方で、「名探偵コナン」の工藤新一や怪盗キッドのような、二枚目キャラを演じてもかっこいいですね。

なお、「らんま1/2」の原作者、高橋留美子さんの他の作品「犬夜叉」「境界のTINNE」にも出演しています。

高橋留美子さんからの信頼が厚いことがよくわかります。

筆者の気になる作品 10選

ここからは、山口勝平さんの出演歴を眺めていて、筆者が気づいていなかった、気になった作品を紹介してみます。

記事の締めに、ちょっとした「推し語り」にお付き合いください。

私の好きな山口勝平さん

「チャッピー」「がりぞー」「一反もめん」「レッドXIII(ナナキ)」など、人間ではないキャラクターも多数。

言われなければ山口勝平さんだと気づかなかったキャラクターも少なくなく、声の変幻自在さがすごい、キャラクターに完全に溶け込むタイプの声優さんです。

「らんま1/2」に関しては、主人公の山口勝平さんだけでなく、1989年の初代アニメと主要キャラクターの声優さんがほとんど変わっていないということも話題になりました。


筆者の中で、特筆すべき点は、「アルスラーン戦記」のアルスラーン役です。

近年漫画家・アニメ化された方ではない、初代の劇場版・OVAアニメの「アルスラーン戦記」なのですが、山口勝平さんは、こんなに繊細で高貴な少年の役も演じていたんですね。

▼ご覧ください、初代アニメの美しいアルスラーン殿下です▼

落語に挑戦、イラストレーターの一面も

山口勝平さんは、長年声優・俳優として活躍してきた中で、2017年ごろから落語への挑戦を始めています

きっかけは、テレビアニメ「昭和元禄落語心中」をきっかけに落語に興味を持ってくれた人に、もっと落語を好きになってもらおう始まった「声優落語天狗連」の、スピンオフイベント「声優落語天狗連 ver.立川志ら乃と愉快な声優たち」

声優仲間である高木渉さんが、50歳を過ぎてから大河ドラマに挑戦することになり、「自分も何か新しいことを始めたい」と思っていた時に、ちょうど「落語をやってみませんか」と誘われたそうです。

初の落語口演で選んだ演目は古典落語の定番「粗忽長屋」。

「声優としての芝居」と「落語」の演じ方は対極にあるとも語っており、芝居のノウハウが落語ではむしろ「邪魔になることもある」という感覚の難しさも感じているようです。

山口さんにとって落語は、声優としてのキャリアを新しい表現に広げる挑戦でもあり、「表現者として成長したい」という想いが感じられる取り組みですね。


また、山口勝平さんはイラストレーターとしての一面も持っています。

自身の会社「悟空」には、かわいらしいイラストを集めたギャラリーが公開されており、ファンからも好評です。

また、SNSでは『らんま1/2』をはじめ、自身が演じたキャラクターのイラストを披露することも。

柔らかいタッチとユーモアのある作風で、声の仕事とはまた違った魅力を発揮しています。

まとめ|山口勝平は少年から個性派まで演じ分ける声優

山口勝平さんは、もともと舞台俳優として活動していましたが、その後声優としての道を歩み始めました。

代表作には『らんま1/2』や『犬夜叉』、『名探偵コナン』などがあり、活発で明るい少年・青年役を得意とする一方で、『ワンピース』のウソップや『DEATH NOTE』のLのようなクセのある人物、さらには人間以外のキャラクターまで幅広く演じています。

また、声の活動だけでなく、落語に挑戦して高座に上がるなど表現の幅を広げ、イラストレーターとしての一面も持っています。

その声質は特徴的でありながら役によって自在に使い分けられるため、「言われて初めて山口勝平さんだと気づいた」という視聴者も少なくありません。

多彩な活動を通して、常に新しい魅力を見せてくれる声優さんです。

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