PR

【実録】仕事と家庭の両立に疲れ、仕事を辞めた元ワーママの話

【実録】仕事と家庭の両立に疲れ、仕事を辞めた元ワーママの話のアイキャッチ画像 しろくまは考えた
【実録】仕事と家庭の両立に疲れ、仕事を辞めた元ワーママの話
この記事は約6分で読めます。
くまきゅん
くまきゅん

正社員で仕事して、家のこともちゃんとして、子育てするって?

くまきゅん
くまきゅん

無理に決まってんのじゃーーー!!!

くまひげ
くまひげ

く、くまきゅん、どうしたんじゃ???

▼この記事を書いていて、思うところがありました▼

起|正社員時代のタイムスケジュール

くまきゅん
くまきゅん

僕たちの中の人(筆者)は、正社員として働いていたんだモフ

正社員の一日(平日)
  • 6:00
    起床、朝食作り

    自分の身支度(洗顔・メイク・着替えなど)も含む。

  • 7:00
    家族が起床、朝食、後片付け、登園準備

    子どもはスッキリ起きない。
    着替えやご飯を食べさせるのも一筋縄ではいかない。

  • 8:00
    自宅を出発、子ども保育園に送る、出社

    園の玄関に泣く子を置いて、急いで出勤。
    移動は常に小走り。

  • 8:30
    仕事開始

    そこそこ責任のある係長職(部下もいる)
    業務量が多く、昼休みも仕事。

  • 16:30
    退社、子どものお迎え

    子どもが小さいので、制度を使って早めに退社。

  • 17:00
    帰宅、怒涛の夕方の始まり
    保育園から持ち帰ったものの片付け
    お風呂の準備
    夕食作り
    園から持ち帰ったものや調理道具を洗う

  • 18:30
    夕食

    子どもにご飯を食べさせるのも一筋縄ではいかない。

  • 夕食終わり
    テーブルの片付け、食器洗い
    子どもとお風呂
    洗濯機を回す、前日の洗濯物を畳んでしまう

  • 20:30
    洗濯物を干す
    翌日の登園準備
    寝る支度、子どもの歯磨き
  • 21:00
    子どもと寝る

    一緒に寝ないとマジで体力がもたない

くまひげ
くまひげ

いやいや、もっと大変な人もいるよねえ???
・もっと朝が早いとか
・もっと子どもが小さいとか
・子どもの数が多いとか
・通勤に時間がかかるとか
・勤務時間が長いとか
・子どもが寝てから持ち帰った仕事をするとか…

くまきゅん
くまきゅん

…は?

くまきゅん
くまきゅん

比較の問題じゃないんだモフーーー!!!

承|しんどさには個人差があります

もっと大変な人、もっと頑張っている人がたくさんいるのを承知の上で言います。

これでも筆者には大変だったんですよ。

簡潔に文字にしたので、伝わりきらないかもしれません。

お母さんの1日は、目標の時間に向かって常に逆算をしており、常に一つ一つのミッションに挑んでいます。

◯時に家を出るために ←◯時までに朝食の片付け ←子どもに◯時までに朝食を食べさせる ←子どもを◯時に起こす ←自分は◯時に起きなくちゃ

子どもを◯時に寝かせるために ←◯時までに洗濯を干し終える ←◯時までに洗濯機を回す ←◯時までにお風呂を終える ←◯時までに夕食を食べ終える ←◯時までに夕食を作る

しかし、上記ミッションの行間には、さまざまなハプニングが発生します。

(子どもが牛乳をぶちまけるとか、服を汚すとか、ご飯を食べないとか、機嫌や体調が悪いとか。)

自分が組み立てたスケジュールは常に崩され続け、脳内では組み立て直してばかり。

自分に余裕がないから、イライラして子どもに当たったりもしてしまう。

想像できますか?

朝起きてから夜眠るまで、少しも休む時間がありません。

体もクタクタなんだけれども、おそらく脳の方がもっと疲れているのです。

くまきゅん
くまきゅん

なお、パパが全く登場しないけど、それはまた別のお話。
筆者は家事も育児も自分でやりたい、そっちに幸せを感じるタイプなんだモフ。

くまひげ
くまひげ

夫がもっとやってくれれば、お母さんだけ疲弊することなくない!?
というのとは、別の方向性のお話だと思ってくれい!

転|しろくま、ドロップアウト

子どもが巣立つまで、この生活を続けられる人は、スーパーウーマンだと思います。

筆者も正社員の仕事をしていた時は、
 ・「仕事と家庭と育児を両立していてすごいね」
 ・「私にはできないわ」
 ・「働く女性のロールモデルになってくれ」
などと言われていました。

  • 両立って、どのレベルまで何ができていたら両立なのかわからないけど、やるしかなくて
  • 本当はもっと、仕事も家事も完璧にやって、子どもの前ではいつもニコニコしていたいし
  • 丁寧に暮らしたいのに、いろいろ諦めて、しんどくてしんどくてしんどくて…

筆者は、正社員を辞めました。

常に時間に追われ、仕事内容も働く場所も選べない生活を、あと20年も続けるのかと思ったら、イヤになってしまったのです。

自分が死ぬときに「私の人生、ずっと慌ただしくて、イライラして、我慢ばっかりだったなぁ」って思うんじゃないかと思いました。

【おことわり】
「イヤになってしまった」では仕事を辞められない状況もありますよね。
共働きじゃないとどうしても生活が成り立たないとか、シングルマザーであるとか。
この文章を書いていて、「私は甘えていたのかな」と思い始めました。
真面目に働いてくれている夫ありきの選択だったなと。


子どもが巣立つまでというと、生まれてから18年くらいでしょうか?

子どもが複数いれば、期間はもっと長くなるでしょう。

子どもが大きくなって手がかからなくなったしても、自分の世話はずっとなくならないし、できれば子どものご飯も、お風呂の準備も洗濯もやってあげたい。


しかしその頃には、会社の方も「子どもに手がかからなくなってきたでしょう?」なんていうかのように、

  • 早めに退社する制度が使えなくなり
  • 急に責任の重い役職に置かれたり
  • 出張に行ってこいと言われたり
  • 転勤しろとか言われたり

今まで配慮していた分を取り返すかのように、さらにガシガシ働かせてくる。

子どもに手がかからなくなってきたとはいえ、こちらは長年のマルチタスクに疲弊し切っており、歳をとって気力も体力も衰え、それはそれで大変なことになっている。

くまきゅん
くまきゅん

お母さんは、会社にも家族にも都合よく使われるコマじゃないモフ

結|こんな世の中だったらいいのになあ

くまきゅん
くまきゅん

どんな世の中だったら幸せかな、と考えてみたモフ!

くまひげ
くまひげ

実現性はともかく、「空想」を楽しんでみたぞい!

こんな世の中だったらいいな
  • 何時に出社してもいい
  • 何時に退社してもいい
  • 仕事の合間に家事をしに帰ってもいい
  • 業務が立て込んでなかったら、急に休んでも帰ってもいい
  • 子どもの用事で休みが続いても「すみません」って言わなくていい
  • ソファで横になりながらパソコン触ってもいい
  • 好きな仕事、得意な仕事に配属されたい
  • 仕事は7割くらいの力でやれば5時間くらいで終わるものがいい
  • 1人分の給料で家族が暮らせるくらいの給料・物価だったらいい
  • くだらない研修や会議がなくなればいい
  • 無駄な資料作りがなければいい
  • 書いた文章を、「上司の好み」が理由で修正されなければいい
くまきゅん
くまきゅん

これ全部、会社員として「やるべき仕事をちゃんとやってれば」の話ね!

くまひげ
くまひげ

ひたすら休んで遊んでるのに「給料だけくれ」っていうわけじゃないぞい笑

だいぶ無茶苦茶書きましたね笑

あなたはどんな働き方がしたいですか?