函館や道南エリアの紅葉は、港町の風景や歴史あるスポットと紅葉が一緒に見られるのが魅力です。
北海道の中でも比較的あたたかい函館・道南エリアは、本州と同じように、10月中旬〜11月上旬が紅葉の見ごろ。
今回は、そんな道南・函館エリアでおすすめの紅葉スポットをご紹介します。
北海道の紅葉といえば、定山渓や大雪山を思い浮かべる方が多いかもしれません。
北海道らしい「ひと足早い紅葉」を楽しむなら、道央・道東の方が話題になってしまうためでしょうか。
また、道南・函館エリアは標高の高い山岳が少なく、「真っ赤に染まる広大な山肌」というダイナミックな景色が見られるスポットは多くない印象です。

今日の僕たちは、道南・函館エリアに出没モフ!

地名だけ聞いても「どこ?」ってなるから、
マップで距離感をつかんでの!
函館市内の紅葉スポット5選
函館市内だけでも、紅葉を楽しめるスポットはこんなにあります。
散策や観光で立ち寄りやすい公園から、少し足をのばして行きたい自然豊かな場所までバラエティ豊か。
恵山は市街地からやや離れていますが、火山の荒々しい景観と色づく木々のコントラストは一見の価値ありです。
旅の予定に合わせて、気になるスポットを組み合わせてみてくださいね。

道南の紅葉の見頃は10月中旬〜11月上旬ころ!
函館市内なら、観光しながら楽しめるモフ♡

地元の人も、休日や早朝のお散歩、仕事帰りに見られるのう!
五稜郭公園(函館市五稜郭町)
五稜郭公園は、函館を代表する観光スポットで、五角形の星型の堀と紅葉のコントラストがとても美しい場所です。
園内には遊歩道が整備されていて、ゆっくり歩きながら赤や黄色に染まった木々と、堀の水面に映る紅葉を同時に楽しめます。
隣接する五稜郭タワーから全体を見渡すと、五芒星の形が紅葉に彩られて、一層華やかです。
家族連れやカップル、写真好きの人にもおすすめです。
元町公園・函館公園周辺(函館市元町・青柳町)
函館山の麓に位置する元町公園と函館公園の周辺は、異国情緒あふれるレトロな街並みに紅葉が映えるエリアです。
旧函館区公会堂やハリストス正教会などの歴史的な建造物のほか、函館ならではの和洋折衷建築も現存しています。
石畳の道を歩きながら、歴史的建造物と赤や黄に色づいた木々のコントラストを楽しめます。
散歩しながら写真を撮ったり、カフェで一息ついたりするのもおすすめです。
観光スポットが近くにあるので、ついでに立ち寄れるのも魅力です。
見晴公園 香雪園(函館市見晴町)
湯の川温泉街近く、見晴公園(みはらしこうえん)の中にある国指定名勝「旧岩船氏庭園(香雪園(こうせつえん))」は、北海道内唯一の国指定文化財庭園です。
園内には散策路が整備されており、ゆったり歩きながら自然の中で季節の移ろいを感じられます。
例年、紅葉の時期には、ライトアップされるイベントが催されており、夜の紅葉も楽しめます。
笹流ダム(函館市赤川町)
笹流ダム(ささながれだむ)周辺は、広大な自然と水面に映る紅葉が楽しめる穴場スポットです。
ダム湖に反射する赤や黄色の葉が、水面に鏡のように映り込む景色はとても鮮やかです。
恵山(函館市御崎町恵山)
渡島半島の南東端、太平洋に突き出た位置にある恵山(えさん)は、道立自然公園にも指定されている活火山で、紅葉の名所としても知られています。
標高300メートルの火口原駐車場までは大型バスも登ることができ、展望台や散策路から、真っ赤な紅葉景色が楽しめます。
少し遠出になりますが、その分、静かでのんびりとした時間を過ごせるのが魅力です。
登山もできますので、ハイキングがてら登ると、色づく木々に心が癒されます。
函館近郊の紅葉スポット4選
函館から少し足をのばせば、近郊にも紅葉の名所が点在しています。
七飯町や北斗市は市街地から車で30分ほど、森町も1時間前後で行ける距離。
日帰りドライブや観光のついでに立ち寄りやすいのが魅力です。

大沼公園は、観光プランにもよく組み込まれているモフ♡

鳥崎渓谷八景も見応えがありそうじゃ!
大沼国定公園(七重町)
道南・道央エリア唯一の国定公園である大沼国定公園は、自然豊かな景観と湖沼が魅力のスポットで、紅葉の季節には湖面に映る色とりどりの葉が幻想的です。
広大な園内には大沼、小沼、蓴菜沼などの湖沼があり、散策路や遊覧船から、水辺や島々を眺められます。
ボートやサイクリングも楽しめるので、アクティブに紅葉を満喫したい人にもおすすめです。
城岱牧場(七飯町)
城岱牧場(しろたいぼくじょう)は、函館市内から車で約30分の場所にある高原で、駒ヶ岳、函館山、大野平野と紅葉が一緒に楽しめるスポットです。
函館山の夜景と対比して、地元の人には「裏夜景」としても知られている場所です。
秋には木々が色づき、牧場の中を通る「城岱スカイライン」沿いをドライブしながら紅葉が楽しめます。
頂上からの眺めも絶景です。
小滝の沢 出会いの滝(北斗市)
小滝の沢(こたきのさわ)出会いの滝は、高さ12m、幅7mの滝で、紅葉と滝の組み合わせが見どころの隠れたスポットです。
秋になると、滝周辺の木々が赤や黄色に染まり、涼やかな水音と共に美しい景色を楽しめます。
写真や滝などの自然観察が好きな人に特におすすめの場所で、静かな時間を過ごせます。
鳥崎渓谷八景(森町)
噴火湾ヘ注ぐ鳥崎川を上流に進んだこの渓谷は、その美しさから「鳥崎渓谷」と呼ばれており、特に風光明媚な場所は「鳥崎渓谷八景」と名づけられ案内板が設置されています。
引用元:森町観光ナビ
鳥崎渓谷(しまざきけいこく)八景は、鳥地獄、屏風崖、二見ヶ滝、獅子狭間、虹懸巌、駒ヶ岳ダム、新鳥崎大橋、上大滝と、見どころがたくさんあります。
渓流釣りの名所としても人気です。
函館市内から車で1時間ほどの場所にあるので、ドライブの経由地、目的地として最適です。
道南エリアの紅葉スポット4選
函館市から少し離れた道南エリアにも、秋の彩りを楽しめるスポットがあります。
八雲町やせたな町、福島町までは車で1〜2時間ほど。
ドライブ気分で訪れることができ、道中の景色も楽しめるので、紅葉狩りのコースに加えてみるのもおすすめです。

八雲町は、函館から札幌に向かうなら通り道、
せたな町は海がきれいで海産物がおいしい町だモフ♡
梅村庭園(八雲町)
梅村庭園(うめむらていえん)は、函館市内から車で1時間20分ほどの北海道八雲町にある、池泉回遊式の本格的な日本庭園です。
周辺には無料の駐車場があり、隣接する八雲町公民館や郷土資料館の駐車場が利用可能です。
池を中心に築山や枯れ山水が配置され、イチイやアカマツ、サクラなどの樹木が植えられています。
大正期に建てられた土蔵と離れをつなぐ「梅雲亭」が休憩所として一般に公開されており、庭園の景色をゆっくり楽しむことができます。
雲石峡(八雲町)
雲石峡(うんせききょう)は、函館市内から車で1時間20分ほどの北海道八雲町に位置する、美しい渓谷です。
周辺には無料の駐車場があり、渓谷へのアクセスも良好です。
渓谷内には整備された遊歩道があり、自然の中を散策しながら紅葉を楽しむことができます。
は小さな滝が点在しており、紅葉とともに美しい景観を作り出しています。
岩部海岸(福島町)
岩部海岸(いわべかいがん)は、函館市内から車で1時間30分ほどの、北海道松前郡福島町に位置します。
岩部漁港周辺に、無料の駐車場があります。
手つかずの大自然が残る美しい海岸線で、特に「青の洞窟」と呼ばれる神秘的なスポットが有名で、グラスボートでのクルーズが人気を集めています。
秋には紅葉と海のコントラストが楽しめるため、ドライブやクルーズを兼ねた観光にぴったりの場所です。

函館から南に向かうと福島町。
この海岸線は本当にすっごくきれいだから、リンクをクリックしてみて!
他サイトだけど推しちゃう(笑)
熊戻渓谷(せたな町)
熊戻渓谷(くまもどりけいこく)は、函館市内から車で約2時間ほどの、「狩場茂津多(かりばもった)道立自然公園」内にあります。
深い谷と清流が織りなす美しい自然景観が広がり、その名は、「あまりの険しさに熊でも戻ってくる」と言われるほどの険しい地形に由来しています。
ハイキングや渓流釣りでも人気スポットですが、周辺には野生動物が生息しているので、注意が必要です。
まとめ|道南・函館の紅葉スポット13選
函館や道南の紅葉スポットは、海や山、街並みと調和した風景が魅力です。
市内で気軽に立ち寄れる公園から、少し足をのばした先の渓谷や庭園まで、見どころはさまざま。
今回ご紹介した 「函館・道南の紅葉スポット13選」 を参考に、秋の澄んだ空気の中で、道南ならではの彩りある紅葉を、ぜひ体感してみてください。

紅葉といえば、標高の高い山の方にばかり意識がいっていたが、
街並みと調和していたり、ハイキングがてらっていうのもええのう

函館を拠点にすれば、そんなに遠くないところばかり。
今年は紅葉を見にいこうよう♡モフ